奥野宣之さん「情報は一冊のノートにまとめなさい[完全版]」をざっと読み。
今日は、奥野宣之さんが書かれた「情報は一冊のノートにまとめなさい[完全版]」について感想を書いてみます。
皆さんはメモと聞いてどんなことを思い浮かびますか?
僕は、社会人なので、打ち合わせの際の相手方とのやり取りなどを「記録」しておくためにメモを取ります。
打ち合わせが終わった後に、次にやるべきことは何だったかを忘れないようにするためです。
ですが、著者は、私が普段している「仕事上での記録」といった用途のメモ以外にも、様々なメリットがメモにはあると述べていました。
そして、その効果を最大限発揮するために、日常生活のあらゆる情報をすべて1冊の本に記録することを本書ではおススメされていました。
今日は、この本にかかれていた、特に大事そうだな!実践してみたい!と思ったものに絞って書いてみたいと思います。
ライフログはノートと自分との距離が縮まる
この本には、1冊のノートを常に持ち歩き、些細なことでもなんでも「メモ」し「記録」することが大事だと述べています。
記録した時は、「こんなことなんかの役に立つのかあ?」と、疑問を抱くような些細なことでも、いざ、実際にアイデアを形にする際に、ふとその些細なことがアイデアを膨らませてくれるのだといいます。
要は、普段からどんなことでも1つのノートに書くことが重要なのです。
ただ、普段からそんなノートを持ち歩いて書いたりとかしないですよね。
それを習慣づけるためにも、ライフログは、普段の生活にあるものなのでよいとのことです。
今日の朝ごはんは何だったか。
今日の体重。
今日の就寝時間・起床時間
多分なんでもよいのだろうけれど、生活の中にある情報を記録することで、「記録すること」が習慣づく気がします。
それに、体重の記録なんかは僕にとってはとっても大事です。
ノートに対する愛着が湧きますね。
メモを取ることはアウトプットの最初の一歩
メモを取るということは、単に記録を残す役割だけではありません。
頭の中で考えていることを、書き起こすことによって整理する役割もあるのです。
そのため、どんなにつまらない思いつきであったとしても、まずはメモを取ってみることが大事なのだとか。
書いてみると、頭の中が整理され、意外と新しい発見が生まれます。
時間を開けてから読み返してみるというのもアリ。
このあたりは、紙媒体のノートに書くことのメリットですね。
僕も100ショップでノート一冊買ってきて、今半分くらい描き終えました。
前より、「考える時間」が増えた気がします。
なので、ノートに書くことが、自分の考えを整理したり発信していくために重要なんですね。
何か書いているうちに何かを強く思う
物事を考えたり、ハッとした瞬間は、意外とノートに書いている時に浮かぶという話です。
ノートに、頭の中のモノを書き出すことで、考える力が活性化されます。
そうしているうちに、「あっ!ってことはこういうことか!」となるのでふ。
普段、ただ過ごしているだけでは考えなかったことが、ノートに書き出すことで生まれるのです。
そういう意味では、
「何かを強く思ったから書く」のではなく、
「何か書いているうちに何かを強く思う」
ということになります。
普段からノートに書く習慣をつけることで、発想力は鍛えられるということです。
著者いわく、書こう!と思う前に書いている感覚まで持っていければ、おのずとアイデアが浮かんでくるのだそうです!
ノートを書くのがワクワクしてきます。
まとめ
ノートは一冊に書きまとめ、それを習慣化することで、発想力が鍛えられるということです。
スマホ時代に紙のノートなんてと思うかもしれません。
ですが、紙だからこそ得られるメリットがいくつもあります。
本書にはそれについても書かれていましたので、ぜひ呼んでみてほしいです。
情報化社会の中、インプットばかり行っていましたが、これからはアウトプットをいかに実践していくかが問われています。
僕も、ノート作りからアウトプットの最初の一歩を踏み出してみたいと思いました。
とても参考になる本でしたので、よかったら読んでみてください。